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最初は明確なテーマがあったわけではなく「とにかくみんなに楽しんでもらえる式にしたいね」という気持ちが出発点でした。

これまで参列した結婚式で、新郎新婦から受付やインタビュー、カメラ役をお願いされたことがあり、そのときに感じた“式を一緒につくっている感覚”がとても嬉しかった記憶があります。

私も、本当にたくさんの人に支えられて今があると感じているからこそ「一人ひとりに感謝の気持ちを直接伝えたい」「思い出がよみがえるような時間をつくりたい」と考えるようになりました。

準備を進める中で、結婚式当日の進行は意外とタイトだということを知り、どうすればゲストと触れ合う時間を増やせるのかを何度も考えました。

そうした工夫の積み重ねが、結果的に「私たちらしい結婚式」の形になったと感じています。

式場見学は4件を予定していましたが、実際には1件目で即決しました。もともと第一希望ではありましたが、理由はチャペルに完全に一目惚れしたからです。

私たちが特に大切にしていたのは挙式会場で、緑が感じられること、天井が高く開放感があること、自然光が入ること、そしてナチュラルな雰囲気であることでした。

そのすべての条件を、このチャペルは満たしていたと感じています。

また、人生や家族への想いが丁寧に表現された挙式の演出も印象的で、シャルマンシーナ東京ならではのオリジナル演出だと伺い「ここで結婚式を挙げたい」と心から思えたことが大きな決め手となりました。

挙式のカバー写真

挙式

挙式の満足度5
2025-06-14
シャルマンシーナ東京
100人以下

シャルマンシーナ東京のチャペルは、本当に一目惚れでした。高い天井と自然光が差し込む明るさ、緑が感じられるナチュラルな雰囲気がどれも理想通りで、写真以上の美しさがあります。清潔感があり、会場全体がきちんと管理されている点も安心できました。

当日は自然光のおかげでゲストの表情も明るく映り、写真もとても綺麗に残りました。厳かさと温かさの両方を兼ね備えた、素敵なチャペルです。

特におすすめなのが、見学時に心を動かされた“挙式の進行”です。入場前に両親と生い立ち動画を見てから「マザーズロード」を歩く流れがあり、母と一緒に過ごすその時間は特別な時間となりました。
一生の宝物として、今も心に深く残っています。

披露宴パーティのカバー写真

披露宴パーティ

披露宴パーティの満足度5
2025-06-14
シャルマンシーナ東京
100人以下
ブルーノクリスタル

披露宴会場は2階を選びました。照明によって"明るい雰囲気"にも"大人っぽい雰囲気"にも変えられる点が魅力で、どんなコンセプトにも合わせやすい空間です。

会場自体が華やかなので、装飾を頑張りすぎなくても十分に写真映えします。特に高砂の後ろにある棚は、高い位置にもお花を飾れるため、空間に立体感が出て華やかでした。

当日はゲストとの距離も近く、ラウンド中に会話しやすいレイアウトでした。どこで写真を撮っても綺麗に残るので自信を持っておすすめできる会場です。

コンセプトやこだわったこと

1番こだわったのは「ゲスト一人ひとりとのつながりをどうつくるか」です。

名札や写真の裏にメッセージを添えたり、待合室にディスプレイを多く置いたりと、気づいた人が少し嬉しくなる工夫をしました。

1人参加のゲストもいたため、同じテーブルの方のプロフィールを事前に共有し、全員が話しやすい雰囲気づくりを意識しています。

逆ダーズンは、新郎へのサプライズを兼ねた演出に。思い出のある12人にカードとバラを託し、再入場時に1本ずつ受け取ることで、一人ひとりと向き合う時間をつくっています。

また、子どもにはお菓子ブーケを渡して楽しんでもらいました。

エンドロールにはゲスト全員の名前を入れ、できるだけ多く映るよう依頼しました。「見つけた」と喜んでもらえる瞬間が残ればいいなと思い、取り入れた仕掛けです。

WEDDING ITEMS
ウェディングアイテム

FIRST DRESS
ドレス 1着目

ブランド
PRIMACARA

ウェディングドレスはmaisieです。

光沢とハリのある生地が上品で、大人っぽさと可愛らしさの両方を感じられるドレスでした。

大きめの花の刺繍が施され、歩くたびにシルバーの糸がさりげなく輝くところが印象的です。

レースの柔らかい雰囲気より、少し凛とした明るさのあるデザインが自分らしいと感じました。

試着した瞬間に「これだ」と思い、鏡の前に立ったときの自分の姿にすごくときめいたのを覚えています。

SECOND DRESS
ドレス 2着目

ブランド
PRIMACARA

カラードレスはrufinaです。

普段から赤い服が好きでしたが、主役感が強くなりすぎるのではと少し迷いがありました。

そんな中、「赤が似合うと思う」と夫が背中を押してくれました。思い切って試着してみると、一番しっくりきたのがこのドレスでした。

深みのある赤は、華やかさと上品さのバランスが絶妙で、会場の雰囲気にもぴったりでした。自分らしさと特別感の両方を感じられる、運命の一着です。

SHOES
シューズ

ドレスショップでレンタルしました。

ウェディングドレスとカラードレスでヒールの高さを変え、それぞれ一番綺麗に見える高さのものを用意していただいています。

長時間履いても負担にならないよう、ウェッジソールのシューズを選びました。

HAIR & MAKEUP
ヘアメイクのポイント

1着目は、凛とした印象になるよう高めの位置でまとめたアップスタイルにしました。
前髪は下ろし、女性らしさを意識しています。

2着目は赤のドレスに合わせ、ウェーブをつけたダウンスタイルにして大人っぽさと可愛らしさを両方感じられる雰囲気にしました。
前髪をかき上げたシースルーバングで、大人っぽさをプラスしています。

当初は、1着目をシースルーバング、2着目を前髪アップにする予定でした。ただ、夫から「前髪アップは少し強く見える。もう少し可愛らしいほうが好き」と意見をもらいました。

最終的にメイクさんと相談しながら、前髪アップ風・かき上げ風・前髪を下ろしたスタイルが絶妙に合わさった“納得のいくアレンジ”を作ってもらうことができました。

ACCESSORIES
アクセサリー

ウェディングドレスの時はシルバーの大ぶりのピアス、カラードレスはゴールドの垂れるような長めのピアスにしました。

ネックレスも大ぶりにするとごちゃごちゃしてしまうので、上品らしさを残すために普段から愛用している一粒ダイヤのネックレスをさりげなく着けました。

HEAD ACCESSORIES
ヘッドアクセサリー

挙式では王道のプリンセスアップヘアにし、後頭部に大きめのシルバーアクセサリーをつけて華やかに仕上げています。

カラードレスのときは、ウェーブをつけたダウンスタイルにチェンジし、片側にゴールドのアクセサリーを飾って大人っぽさを出しました。

NAILS
ネイル

ネイルは、仕事柄すぐに外せるように“ネイルチップのセルフ装着”です。

事前にネットで好きなデザインを選んで購入し、何度もプライベートで練習して本番に挑みました。

式当日は、薄いピンクでナチュラルなデザインのチップをつけ、手元を見るたびに気分が上がりました。

FLOWERS
メインで使った花や装花のテイスト

装花はカラードレスのブーケと同じ花材を使い、会場全体に統一感を持たせました。
卓上装花はゲストが持ち帰れるようにアレンジしてもらい、最後まで楽しんでもらえる工夫をしています。
装花全体の構成は、フローリストさんと一緒に相談しながら決めたので、会場全体に自分らしさがしっかりと反映された仕上がりになりました。

挙式用ブーケは、大きなダリアをこんもりとまとめたデザインを選んでいます。
ウェディングドレスがハリのある生地だったため、垂れるブーケや小花よりも、しっかりとした存在感のある大輪のダリアが最も相性が良いと感じました。
カラードレス用のブーケは、ドレスの赤に合わせて赤系とピンク系をミックスしたものです。色味も雰囲気もドレスにぴったりで、とても満足しています。

当日は会場に入った瞬間、サイトや写真で見て憧れていたあの世界が、私たちの結婚式のためにそのまま再現されていて、思わずうっとりしました。
何度も打ち合わせを重ねてきた装花や装飾が形になり、自分たちの想像以上に美しく完成されていて、本当に感動しました。
自分らしさがしっかり反映された仕上がりになったと感じています。

特にウェルカムスペースは、私たちが用意したアイテムを式場スタッフの皆さんが絶妙なバランスで配置してくださっていて、嬉しかったです。まるでInstagramで見るモデルさんのウェディングのような仕上がりになっていました。

思わず「これが私たちの結婚式なの?」と喜びが込み上げるほど、細部まで丁寧に作り上げていただき、心から感謝しています。

FOOD
お料理のこだわり

料理は和×フレンチのコースにしました。

試食会にも参加し、食べ比べをしながら、夫と一緒に「美味しい」と感じたものを組み合わせて決めています。

お肉や鯛などをグレードアップし、ゲストに満足感を持ってもらえるよう配慮しました。

WEDDING CAKE
ウェディングケーキ

フルーツをたくさん使ったケーキをお願いしました。

親族にフルーツアレルギーがあったため、特定のフルーツを使用しないよう相談したところ、快く対応していただけました。

WEDDING FAVORS
引出物

引出物はカードタイプにしました。

ゲストに好きなものを選んでもらいたかったことと、遠方からのゲストが多かったため、できるだけ荷物を少なくしたいと考えたからです。

PETITE GIFTS
プチギフト

プチギフトはアイシングクッキーにしました。

WEDDING RING
結婚指輪

指輪はfestaria(フェスタリア)のものを選びました。

手が小さく、自分の指に合うデザインを見つけるのに苦労していましたが、いくつか見ていく中で、この指輪に出会いました。

ダイヤモンドのカットが星型になっていて、とても綺麗で特別感があります。

ウェーブデザインで大きさの異なる複数のダイヤがあしらわれており、指に自然になじむところも決め手でした。

Q&A
先輩花嫁に質問

結婚式で一番感動したこと

最も感動したのは、チャペルのバージンロードを歩いた瞬間です。
日本中から大切な人たちが集まってくれた光景を目にしたとき、胸がいっぱいになりました。普段交わらない人同士が一堂に会し、私たちを祝福してくれていることが本当にありがたかったです。

普段は涙を見せない父が号泣していたことも、強く心に残っています。
ずっと「結婚式をしてほしい」と言ってくれていたので、その想いに応えられたことを嬉しく感じました。

母がベールを下ろし、「幸せになってね」と声をかけてくれた瞬間、感謝と寂しさなど、さまざまな感情が込み上げました。

お色直し退場では、兄弟にサプライズでエスコートをお願いし、4人で歩く姿を見た両親がとても嬉しそうで、親孝行になったと思っています。

二人らしさとは

私たちにとっての「2人らしさ」は、自然体でいられることだと思います。気取らず、肩肘張らず、どんなときも素のままで笑い合える関係です。
結婚式でも、華やかさより“心地よさ”を大切にしました。
ゲストがリラックスして楽しめて、自分たちも無理せずいつものままでいられる空気づくりを意識しています。

「2人らしさ」は派手さではなく、あたたかさと素直さです。そんな私たちの空気感が、結婚式全体にも表れていたと思います。

嬉しかった参加者の反応

ゲストからは、「こんなにずっと笑っていた結婚式は初めて」「家族みたいに泣いてしまった」「本当に二人らしかった」といった言葉をいただきました。

特に印象に残っているのは、「ここまでゲストのことを考えてくれた式は初めて」と言われたことです。
準備期間中に考えてきたことが、きちんと伝わっていたと感じ、とても嬉しくなりました。

式後に「来てよかった」「幸せを分けてもらった」と言ってもらえたことは、何よりのご褒美でした。

私にとって結婚とは

私にとって結婚とは、かけがえのない支えを得ることだと思います。
嬉しいときも苦しいときも、どんなときも味方でいてくれる存在がそばにいることで、人生がこれまでよりも、まるで2倍色濃く、豊かに感じられるようになりました。

飾らずに自分らしくいられて、大切にしたい人と一緒に経験を重ねていくこと。
日々をともに積み重ねながら同じ方向を向いて歩んでいくこと。

そのすべてが「結婚の温かさ」だと感じています。
そして、そんな風に人生を一緒に歩みたいと思える夫に出会えたことが、本当に幸せだと心から思います。

後悔していること

大きな後悔はありませんが、費用面については、もう少し早く卒花さんの情報を集めておけばよかったと思います。

予算の把握が早ければ、もう少し心に余裕を持てたかもしれません。ただ、式そのものにはとても満足しており「やってよかった」と思える一日になりました。

やりたかったけれど諦めたこと

デザートビュッフェはやりたい気持ちもありましたが、ゲスト一人ひとりと関わる時間を優先したいと考え、悩んだ末に行わない選択をしました。

結果的には、ラウンドで写真を撮る時間を余裕をもって確保することができ、私たちにとってはとても良い判断だったと感じています。

そのため、後悔はありません。

ぎりぎりまで迷ってしまい「一度決めたから」と気持ちを飲み込もうとしたこともありましたが、担当スタッフさんに勇気を出して相談したところ、快く対応して下さり本当に感謝しています。

節約のための工夫

招待状、メニュー表、席次表は、Webの無料テンプレートを活用して自作しました。
席次表はデザインにもこだわり、比較的リーズナブルでデザイン性の高いサイトを選んで注文しています。

他の方の動画を見ているうちに「自分でもやってみたい!」という気持ちが芽生え、オープニングムービーとプロフィールムービーも手作りしました。
徹夜で編集することもあり大変でしたが、完成したときの達成感は大きく、良い思い出です。

写真は、ゲストが自分を見つけて嬉しくなるよう想像しながら選びました。
「節約」のためでもありましたが、それ以上に“みんなが楽しめるムービーにしたい”という想いが形になった気がします。

MESSAGES
後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

準備の中では迷ったり悩んだりすることも多いと思いますが、その時間も含めて、振り返れば全部が大切な思い出になります。
そして、悩んで出した答えやこだわった部分は、当日きっとゲストの心にも届きます。

費用や演出については、ネットやSNSにたくさん情報があるので、気になることは事前に調べてみるのがおすすめです。
「こうしたい!」というイメージが少しずつ見えてきて、準備もぐっと楽しくなりますよ。
どうか、自分たちらしい最高の一日になりますように…♡

結婚式を終えて、「この式場でよかった」と心から思っています。
実際に準備を進める中でも、担当のスタッフの方にはとても親身に対応していただき、プランやお花の相談についても、納得できるまで丁寧に向き合ってくださいました。

料理や演出についても、実はぎりぎりまで無理を言って変更をお願いしてしまったのですが、快く調整してくださり、本当に感謝しています。

プランナーさんには、準備期間を通して本当にたくさんお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
優柔不断な私の気持ちに寄り添いながら、何度も時間をつくって丁寧に打ち合わせをしてくださり、決断に迷ったときも一つひとつ一緒に考えてくださいました。
突然の相談にも、いつも快く対応してくださり、私たちの想いを“理想の形”にしていってくださった方です。

そして何より印象に残っているのが、披露宴の最後に夫から花束のサプライズがあったことです。
実はこのサプライズは、夫とプランナーさんがこっそり一緒に考えてくださっていたもので、知った瞬間、胸がいっぱいになりました。

スタッフの皆さんの温かさと支えがあったからこそ、あの日の結婚式があんなにも素敵な一日になったのだと、改めて感じています。

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