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テーマは『旅行』です。
私の職業や、ふたりの共通の趣味が旅行だったことがきっかけで、それぞれが今までに訪れた旅先をイメージしながら、アイテム制作を行いました。
挙式は海外で行ったこともあり、親戚や友人から「国内でお披露目しないの?」という声が上がったため、披露宴を検討し始めました。最初はシンプルでも良いかなと思っていましたが、せっかくゲストが来てくださるなら、しっかりこだわりたいと思うようになり、プランナーさんと相談してこのテーマに決めました。
式場は、カジュアルな雰囲気で私たちが理想とする披露宴スタイルに合っており、持ち込みの自由度も高かったことが決め手です。
他の式場では、制限や追加料金が発生することもありますが、ここではそうした縛りがなく、自分たちのやりたいことを自由に実現できました。特に、装飾品をオリジナルで準備したい方にはおすすめです。
実際に結婚式を終えて、1日1組限定というスタイルのおかげで、完全なプライベート空間を実現できたのがとても良かったと思います。
また、ガーデンと披露宴会場が一続きになっていたことで、多くのゲストにご参列いただきながらも移動がスムーズで、タイムロスなく準備していた内容をしっかり楽しんでいただけました。

挙式
ハワイのタンタラスの丘にある、有名建築家の邸宅 LILJESTRAND HOUSE(リジェストランドハウス)にて、挙式を行いました。
せっかくハワイで結婚式をするなら、ハワイらしさのあるガーデンウェディングが良いと考え、その中でもハワイの空やダイヤモンドヘッドをはじめとした景色を一望できるこの場所を選びました。プライベート感のある空間で、家族にもハワイの絶景をゆっくり楽しんでもらうことができて、本当に良かったです。

披露宴パーティ
正面がガラス張りのため、海や空、ポートタワーなどの景色が見渡せて、自然光がたっぷり入る開放的な空間です。当日はお天気も良く、美しい写真をたくさん残すことができました。
また、お料理の美味しさでも有名なレストランなので、ゲストからも「本当に美味しかった」と好評で、実際に「またレストランに来たい」という方もいらっしゃいました。
コンセプトやこだわったこと
会場全体は『旅行』『旅』をテーマに統一しました。受付周りの装飾をはじめ、エスコートカードやランチョンマット、プチギフトに至るまで世界観を揃え、BGMもテーマに合わせた楽曲を選んでいます。
コンセプトは『旅先に足を運ぶように』『何歳になっても旅がいちばんの楽しみであるように』という願いを込めて、皆さんと一緒に楽しめる一日をつくりました。
私たちは、海外で挙式を行った兼ね合いで、今回は披露宴のみ開催しています。だからこそ形式的なことにはこだわらず「感動よりも楽しい」というテーマのもと、ゲストの皆さまに楽しんでいただき、笑顔が溢れるパーティーになるように、プランナーさんと相談しながら準備を進めました。
参列経験が豊富な方が多かったこともあり、最初から気軽に会話ができるよう“お出迎えスタイル”を取り入れたのがこだわりのひとつです。
受付後に設置したフォトブース前でお出迎えをし、結婚証明書となるゲストの名前が印字されたアクリルドロップを私たちの前で入れていただきました。
さらに、黒電話型のゲストオーディオブックを設置し、メッセージを録音してもらうなど、視覚だけでなく、新鮮な体験としても楽しんでいただけるよう工夫しました。
また、持ち帰るアイテムをできるだけシンプルにしたいと考え、席札やメニューは1枚のランチョンマットにまとめています。席札・ランチョンマット・アクリルドロップは、@63graphics_toyama に依頼しました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ブランド
- Amtteliebe
Amtteliebe(アンテリーベ @amtteliebe_wedding)で選んだOUMAのOM-ULAです。ハワイ挙式でも、AmtteliebeのAラインドレスをお借りしました。他ショップでも試着した結果、自分の好みや体型に合うのはこちらだったので、今回もお願いしています。
選んだのは、挙式時も候補に上がっていたスレンダーラインのドレスで、3D花柄のパフスリーブや、前から見る雰囲気と後ろ姿のギャップに惹かれたことが決め手です。
何より、ご担当いただいた野田さんがハワイ挙式時にもセレクトしてくださった経験から、2度目にしてぴったりなドレスを提案してくださり、とても嬉しかったです。
SHOESシューズ

足元には特にこだわりはなかったため、ドレスとセットになっているものをお借りしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

ピンク系の色味が肌に合うと感じていたため、その点のみをお伝えし、雰囲気に合わせてお任せで仕上げていただきました。
ヘアセットはドレスのバックスタイルを活かすために、ゆるく動きのあるシニョンスタイルでお願いしています。
ACCESSORIESアクセサリー

ハンドメイドマーケットにて『aymtb』のイヤリングを購入しました。ベロアのリボンは先に決めていたため、それに合い、華やかさもありつつカジュアルさも出せるものを選んでいます。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

ティアラやキラキラした雰囲気のものは違うと感じていたため、柔らかい印象を出せるベージュのベロアリボンをユザワヤで購入しました。
リハーサルメイク時に雰囲気をお伝えし、つける位置やリボンの長さはお任せです。
NAILSネイル

職業上、色やデザインに制限があるため、ネイリストさんと相談してオリジナルの色を作ってもらい、華やかさを加えるために爪の先端にピンクゴールドのラメを細く入れていただきました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

装花は、infini(アンフィニ)@infini.fleur の浅倉さんにお願いしています。
チューリップなど春のお花を使い、ピンクやオレンジの暖色系でまとめてほしいとリクエストしました。参列ゲストが多かったため、メインテーブルを置くと少し圧迫感があるかもしれないと感じたことと、新しいことに挑戦してみたかったことから、テーブルを縦に置いて、ふたりでお食事をするようなスタイルにセッティングしていただきました。お花もその雰囲気に合うように整えていただいています。
各テーブルでは、メイン同様に春のお花を取り入れたいとお伝えし、1テーブルに着席していただく人数が多かったため、テーブルがすっきり見えるようシンプルな花器に鮮やかなお花を飾っていただきました。お花の色味も相まって、春らしさを感じるようなコーディネートを楽しんでいただけたのではないかと思います。
当日実際に見た際の感想は“可愛い!”その一言に尽きます。装花は、打ち合わせ時に写真を見せながらイメージをお伝えしただけで、当日までどのような仕上がりになるのか分からなかったこともあり、一番楽しみにしていました。抽象的なイメージしか共有できていなかったのですが、想像以上に可愛く仕上げてくださっていて、大満足です。
FOODお料理のこだわり

実は今回、シェフにすべてお任せでお願いしました。レストランとしても評価が高かったので、本当に美味しいものを準備していただけると思ったからです。
ゲストの方々には、私たちだけでなく、テーブルが異なる友人同士でも、気兼ねなく話せる機会を作りたかったため、前菜とデザートはビュッフェ形式でご用意していただきました。お出迎えスタイルだったこともあり、早く到着された方々からは「前菜料理がビュッフェ形式だったことでたくさん食べられた!」と、とっても好評でした!
WEDDING CAKEウェディングケーキ

プランナーさんとのご相談の中で、好きなケーキはティラミスだとお伝えしたところ、大きなティラミスケーキをご提案いただきました。ケーキカットの代わりに、ふたりでココアパウダーをふりかけて、ケーキの仕上げを行っています!
そして、これが本当に美味しかったです!美味しすぎて、もっと食べておけば良かったと後悔するほどでした。ゲストからも、お料理と同様に「とても美味しかった!」と大変好評でした!
WEDDING FAVORS引出物

引出物バッグも『旅』に関するデザインのものを購入し、カタログギフト、引菓子(パウンドケーキ)、縁起物(スープ)を入れてお渡ししました。
PETITE GIFTSプチギフト

プチギフトは、TAKIBI BAKERYの“旅する紅茶”です。
WEDDING RING結婚指輪

ふたりとも落ち着いた雰囲気のデザインが好みですが、似合う色味が異なるため、セミオーダーができるKAORU BRIDALで購入しました。ベースは同じで、色味が違うものをオーダーしています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

最後に、プランナーさん発信でお花のサプライズがあったことです。お見送りの時に、ゲストが一本ずつお花を持ってきてくださり、すごく感動しました!そのお花は最後に大きなブーケになり、アフターブーケもお願いしました!
二人らしさとは

一緒に楽しみ、自然と笑顔が溢れることです。
嬉しかった参加者の反応

『最初から最後までおしゃれだった』『ずっと笑いっぱなしで楽しかった』と言ってもらえたことです!
私にとって結婚とは

これからの生活の中で、楽しいことも苦しいこともあると思いますが、それを分け合い、お互いに支え合っていくことだと思います。
後悔していること
特に後悔していることはありませんが、強いて挙げるとすれば、披露宴中にあまりお料理が食べられなかったことです。レストランとしてもお料理に定評があり、自分たちも楽しみにしていたので、披露宴後にあらためていただけるよう、お願いしておけば良かったと思っています。
やりたかったけれど諦めたこと
本当はお出迎えスタイルで使いたかったオブジェがあったのですが、予算的に難しく、パネルに変更しました。ただ、そのパネルも直前の依頼だったため、思っていたよりも小さく、もう少しこだわれば良かったと少し後悔しています。
節約のための工夫

招待状はWeb招待状を活用しました。
アレルギーの有無や、お子様の年齢なども把握しやすく、とても便利でした。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

私たちは海外で挙式を行ったため、国内では披露宴のみを開催しました。そのため、多くの方が「結婚式」と聞いて思い浮かべるような、新郎新婦の入場や謝辞、乾杯の挨拶といった形式的な進行は一切取り入れていません。
「結婚式=○○をしなければならない」と感じることはたくさんあると思いますが、大切なのは、自分たちが納得できること、そして何よりゲストの皆さまにも楽しんでいただけることだと思います。
まずは、やりたいことを遠慮せずにプランナーさんに相談してみてください。その上で準備を進めていけば、きっと笑顔溢れる最高の一日になると思います!