

izu.m_wedding
はじめまして。
当日はたくさんの方に見守っていただき、私たちらしい一日を過ごすことができました。
少しだけ、ふたりの結婚式のことをご紹介させてください。
※掲載している写真は仮のものです。後日、カメラマンさんに撮っていただいたものに差し替える予定です。

挙式
~天空で叶える、心に残るセレモニー~
私たちが挙式を行った会場は、地上42階に位置する眺望抜群のチャペル。眼下に広がる街の景色がまるで絵画のようで、特別な一日の始まりにふさわしいロケーションでした。
バージンロードは少し短めではありますが、その分ゲストとの距離が近く、あたたかな空気感の中で進むことができました。
挙式スタイルはキリスト教式を選択し、生演奏のオルガンとバイオリン、聖歌隊の歌声が会場全体に響き渡り、厳かな雰囲気を演出してくれました。
式の中では「サプライズリング」の演出も取り入れました。ゲスト参加型の企画で、とても盛り上がり、印象に残ったという声も多くいただきました。
式の退場時のフラワーシャワーにはゴールドのハート型も混ぜて華やかさをプラスしました。終了後、子どもたちが楽しそうに拾っていたのも微笑ましい光景でした。
非日常感のある眺めと、あたたかみのある演出が絶妙に融合した挙式。会場選びに悩んでいる方には、ぜひおすすめしたいスポットです。

披露宴パーティ
~美食と景色に包まれる、贅沢なひととき~
披露宴を行ったのは、名古屋の中心に位置する高層階のレストラン。地上42階からの眺望は圧巻で、光あふれる景色が広がり、空の明るさとともに特別な一日をより印象的に彩ってくれました。
何よりも印象的だったのは「お料理の美味しさ」です。フランス・アルザスの名店「オーベルジュ・ド・リル」の味をそのまま楽しめることが、この会場の最大の魅力。
特にスペシャリテであるオマール海老のリゾットと、桃を丸ごと使ったデザート「ペーシュ・エーベルラン」は、ゲストからも「今までの結婚式で一番おいしかった!」という声が多数寄せられました。
お酒のラインナップも上質で、どの世代のゲストにも満足していただけた印象です。また、追加で取り入れた「アラン・ミリア」のぶどうジュースは、アルコールを飲まない方やお子様にも大好評でした。
会場のインテリアも洗練されており、中でもオリーブの木を模したシャンデリアが印象的。ナチュラルで上品な雰囲気が空間全体をやさしく彩ってくれました。
コンセプトやこだわったこと
結婚式の準備を通して、何より大切にしていたのは
「ありがとう」の気持ちを伝えること、そして
来てくれたみんなに楽しんでもらうこと。
これまで関わってくれた大切な人たちに、少しでも気持ちが伝わるようにと、
装花や料理、演出、手作りアイテムなど、ひとつひとつに想いを込めて準備してきました。
特別なことはできなくても、
「ふたりらしいね」って笑ってもらえたらうれしいなと思っていました。
たくさん悩んで、たくさん笑って迎えたこの日が、
ゲストの方々にとってもあたたかく心に残る時間になっていたら幸いです。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ブランド
- Vera Wang
- ショップ
- DESTINY Line
挙式で選んだのは、VERA WANG(ヴェラ・ウォン)の「Marthe(マルテ)」というドレス。クラシカルでありながら、どこかモードな雰囲気も感じさせる特別な一着です。
一番の魅力は、繊細で立体感のある総レースのトップス。どこから見ても美しく、写真にも映える絶妙なバランスで、他にはないほど細やかな刺繍が施されています。
動くたびに表情が変わるような繊細さがあり、写真でも実物でも華やかに映えました。
あえて純白ではなく、やわらかいベージュカラーを選んだのもこだわりポイント。肌なじみがよく、ナチュラルかつ上品な印象に。実際には白バージョンもありますが、このベージュはより大人っぽく落ち着いた雰囲気を演出してくれました。
全体としてはシンプルながらも華があり、おしゃれで品のあるスタイルを叶えてくれる1着。
挙式はクラシカルな雰囲気にしたくて、レースのハイネックや細かなディテールがしっくりきたのがこのドレス。
一方で、披露宴ではモダンさや抜け感も大切にしたかったので、華美すぎず、どこか軽やかさもあるこのデザインが理想的でした。
クラシカルな要素とモダンな空気感、どちらもバランスよく引き立ててくれる私にとってまさに理想のドレスでした。
SECOND DRESSドレス 2着目

- ブランド
- フェリーチェマツエダ
お色直しで選んだカラードレスは、ウェディングドレスとは対照的に、ハリ感のある素材感が魅力の一着。
繊細なレースとチュールのウエディングドレスから、よりモダンで洗練された印象に切り替えたかったという想いから、このドレスを選びました。
カラーは“赤”ですが、黒い糸が織り込まれていて、深みと奥行きのある色合い。
派手すぎず、上品さもありつつ、ベージュ系を基調とした式場の空間にとても映えました。
デザインはシンプルながらも、オフショルダーのラインが美しく、デコルテをすっきり見せてくれるところもお気に入りポイント。
しっかりと存在感がありながら、動きに合わせてふんわりと揺れるシルエットがとても華やかで、お色直しでの登場にぴったりの一着でした。
SHOESシューズ
ブライダルシューズには、銀座かねまつのゴールドのぺたんこパンプスを選びました。
私は身長が高めなので、ヒールのないタイプを探していて、このパンプスはまさに理想的な一足でした。
華やかすぎず、程よい輝きと上品さがあり、実用性とドレスとの相性を兼ね備えた一足。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

実はヘアメイクは直前で提携先のCEUさんにお願いすることに。少し不安もありましたが、結果は大大満足。こちらのイメージを丁寧にくみ取ってくださり、当日は安心してお任せすることができました。
ウェディングドレスでは、高めのアップスタイルに。
ロイヤル感のあるティアラとの相性も抜群で、気品のあるクラシカルな雰囲気に仕上げていただきました。
カラードレスでは、印象をガラッと変えてふわふわ感とツヤ感のあるハーフツインに。
落ち着いた深い赤のドレスにもぴったりで、華やかさと柔らかさを両立したスタイルでした。
アップスタイルからダウンスタイルへのチェンジにもかかわらず、毛流れまで美しく感動しました。
まるで魔法のように、理想通りの花嫁姿を叶えてくれたヘアメイクさんに感謝しています。
ACCESSORIESアクセサリー

挙式では、ロイヤル感を意識したクラシカルな雰囲気を目指しました。
ティアラはIvory & Co.の「Francesca(フランチェスカ)」。人気の「ALEXANDRA」の色違いであるゴールドバージョンを選び、上品さと華やかさをプラス。
ピアスは、Elizabeth Bower(エリザベス・バウアー)の「Duet Stud」を合わせました。大きめのパールデザインながら、ティアラの存在感を引き立てるためにあえて控えめな印象のものをセレクト。ドレスとのバランスも絶妙で、統一感あるスタイルに仕上がりました。
披露宴入場のタイミングでアクセサリーチェンジ。
イヤリングはElizabeth Bowerの「June Bud Pearl」に。耳元に少しボリュームを出し、ヘッドアクセはエリザベスバウアーの繊細なヘッドパーツに切り替え。
耳元にポイントを持たせながらも、ヘアはすっきり見せてキラキラ感を演出しました。
さらに、腰元には黒のベロアのサッシュベルトをプラス。ドレスの柔らかな印象に程よい締め感が加わり、全体の雰囲気がぐっと引き締まりました。
クラシカルな中にも洗練された雰囲気をプラスできて、大満足のスタイリングになりました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

カラードレスでは、全てシルバーのお花モチーフで統一感を。
イヤリングはElizabeth Bowerの「Pavet Dublet」。
ヘッドアクセは同ブランドの「Pavet pin(3本)」と「Pavet Dublet pin」を組み合わせて、華やかだけど可愛らしすぎない、大人っぽい輝きを添えました。
どのスタイルも、ドレスとの相性とシーンの雰囲気に合わせて調整しながら、自分らしさを大切に選んだアクセサリーたちです。
NAILSネイル
仕事の都合でネイルチップを使用しました。
結果的にウェディングドレスとカラードレスでデザインを変えられたので大満足でした。
ウェディングドレスには、マグネットネイル風の上品なグラデーションを。
肌なじみの良いピンクベージュ系の色味で、手元が自然に見えるように仕上げました。
ポイントで薬指に“指輪風”のラインストーンをあしらって。
カラードレスのときは、爪先に深みのある赤を。
大人っぽく華やかな印象に仕上がりました。
実はネイルについてはあまり目立たないかも…と思っていたのですが、友人たちが意外とカラードレスでネイルが変わっていることにもしっかり気づいてくれて、「かわいい!」「指先までぬかりないね」と言ってもらえて嬉しかったです。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

提携先のpeu connuさんにお願いしました。
メイン装花は、事前にお伝えしていた
くすみピンク系・淡めピンク・えんじポイント・グリーン・白のドライフラワーというテーマカラーをもとに、
ボリューム感と絶妙な色の重なりで、イメージ以上の仕上がりにしていただきました。
実は、会場見学のときに後ろの壁が少し寒々しく感じられたのが気になっていたのですが、
丸いアーチや流れるような布のドレープ、立体感のあるお花のおかげで、一気に華やかさと温かみがプラスされました。
メインテーブルは上品なくすみピンクをベースに、えんじのダリアが全体を引き締め、白のドライリーフが抜け感を加える美しいバランス。
アンスリウムのやわらかい光沢感も加わり、華やかさと上質さが共存する空間になりました。
背景の丸いアーチにも同じ世界観がしっかり表現されており、立体感のある花合わせと布のドレープで、奥行きのある空間に。
写真に残しても本当に映える、完成度の高い装飾でした。
また、ゲストテーブルやケーキ装花、ブーケに至るまで、全てのお花が統一感のある色合わせで仕上げられていて、どこを切り取っても絵になるコーディネートに。
打ち合わせ時のイメージ以上で、会場に入った瞬間にときめきました。
本当に丁寧に仕上げてくださったフローリストさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
FOODお料理のこだわり

披露宴でのお料理は、式場を選んだ大きな決め手のひとつでした。
名古屋で名高いフランス・アルザスの名店の味を楽しめるレストランで、どの料理も本当に美味しくて、試食の時点で「ここにしよう」と心が決まりました。
特に心に残っているのは、スペシャリテのオマール海老のリゾットと、デザートのペーシュ・エーベルラン(桃のコンポート)。
どちらも見た目はシンプルですが、ひと口食べた瞬間の美味しさは忘れられないほどで、ゲストからも「本当に美味しかった」とたくさんの声をいただきました。
一方で、前菜は彩りも美しく、最初に目に入った瞬間からテンションが上がるような華やかさがあり、五感で楽しめるコースになっていたと思います。
また、お料理に合わせて提供されたお酒も上質で、アルコールが苦手な方向けにアラン・ミリアのぶどうジュースも取り入れたところ、大好評でした。
「おいしかった」という記憶も、大切な結婚式の思い出のひとつになれば嬉しいなと思っています。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

ウェディングケーキは、シンピジウムとパールの装飾がアクセントのシンプルで上品なデザインに。
お花は時期的に難しいかもしれないと言われていたのですが、当日しっかり用意してくださっていて感激でした。
ケーキトッパーとパールは持ち込みでお願いしました。
特にケーキトッパーは、お母さんから「同じポーズをして!」と言われて会場が和んだ、思い出深いアイテムのひとつです。
そしてケーキカットの時、おそらく作ってくださったパティシエの方がそっと見守ってくれていて、なんだかじーんと温かい気持ちになったのも印象的でした。
見た目の華やかさだけでなく、ストーリーのあるケーキになったことが、本当に嬉しかったです。
WEDDING FAVORS引出物

引き出物は、カードタイプのカタログギフトを用意しました。
持ち帰りやすく、好きなタイミングで好きなものを選んでもらえるのが魅力で、遠方からのゲストにも安心して渡せる点が決め手でした。
ただ、祖母には実物の方が分かりやすくて嬉しいかなと思い、現物の品を用意しました。
大切な人それぞれに合わせたスタイルで感謝の気持ちを届けられてよかったと思います。
引き菓子はアラン・ミリア(ひらまつ限定)のコンフィチュールを。
普段パンを召し上がられないかな?という方には、ひらまつオリジナルのマロングラッセとリーフパイを準備しました。
PETITE GIFTSプチギフト

プチギフトは、SAWAMURAの「杏とジャスミンのパウンドケーキ」をセレクトしました。
実際にいくつか食べ比べをして、本当に「おいしい!」と感じたものを大切なゲストに届けたいと思い、持ち込みにて用意。
香り豊かなジャスミンと、やさしい甘さの杏が絶妙にマッチした上品な味わいで、プチギフトにぴったりのサイズ感と高級感も◎。原材料にも配慮して選びました。
ひとつひとつ丁寧にオリジナルでラッピングをしてお渡し。
小さなギフトに、「ありがとう」の気持ちを込めてお渡ししました。
WEDDING RING結婚指輪

結婚指輪は、CHANELの「ココ クラッシュ」を選びました。
キルティングモチーフが施されたデザインは、シンプルながらもシャネルらしいエレガンスが光る一品です。
素材は肌なじみの良いベージュゴールド。手元に自然に溶け込む柔らかい色味がお気に入りのポイントです。
さりげなく輝くダイヤモンド入りのタイプに。派手すぎず、それでいて特別感もしっかり感じられる絶妙なバランスに惹かれました。
これから先、日常の中でふと目にするたびに幸せを感じられるような、一生もののリングです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

一番感動したのは、最後に彼が話してくれた言葉です。
私にとって大切な家族への想いを、彼なりの言葉で受け止めて伝えてくれて──
それがすごく温かくて、ああ、これからは“ふたりで”歩んでいくんだなって感じられた瞬間でした。
二人らしさとは

私たちらしさって、
「無理をしすぎず、でも丁寧に」、
「華やかさよりも、あたたかさを大切に」、
そんな空気感だったと思います。
派手な演出はなくても、あたたかい空気が流れる時間にしたかったんです。
背伸びはせず、でも一つひとつに心を込めて。
素直に、そして丁寧に想いを伝えることで、“ふたりらしさ”が形になっていったように思います。
どれも特別なことではないけれど、
そのひとつひとつが「ふたりらしいね」と言ってもらえたことが、
何より嬉しかったです。
嬉しかった参加者の反応

「ふたりの素直さが伝わってきたよ」「のほほんとしてるけど、芯があるふたりだね」って言ってもらえて、なんだか照れくさくて、でもすごく嬉しかったです。
特別なことはしていないけど、“私たちらしさ”がちゃんと伝わってたんだなって、ふわっと心があたたかくなりました。
私にとって結婚とは

私にとって結婚式は、
「ありがとう」と「これからもよろしく」を伝える大切な場でした。
準備は大変なこともありましたが、ひとつひとつに想いを込めていく中で、
改めて周りの人の存在や、自分たちのつながりに気づくことができました。
当日は本当にあっという間でしたが、
あの瞬間にしかない感情や景色は、これからもずっと心に残ると思います。
やりたかったけれど諦めたこと

諦めたことは特にないのですが、唯一、前撮りだけは時間が取れず見送りました。
その分、当日の記録にたっぷり想いを込めました。
節約のための工夫

特別に節約を意識したわけではありませんが、ウェディングドロップスは手作りしました。
土台には無印良品のフレームを使い、ゲスト一人ひとりの名前入りピースに、その人を思いながらラインストーンの色を選んでデコレーション。
当日はそれを探してボードに入れてもらう参加型の演出にしました。
世界にひとつだけの思い出ボードは、今も新居に飾っていて、大切な宝物になっています。
また、オープニングムービーやプロフィールブックもふたりで制作。
紹介文や写真、デザインにこだわりながら、「自分たちらしさ」が伝わるように心を込めて準備しました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

式場選びに迷ったら、「安心できるかどうか」を大事にしてみてください。
私はスタッフさんの人柄や対応に本当に救われましたし、心からこの会場でよかったと思えました。
準備期間はバタバタするけど、当日はほんとうに一瞬です。
全力で楽しんで、自分たちらしい時間を大切にしてください!
結婚式が終わってみると、本当にあっという間でした。
楽しかったこと、感動したこと、ふと目が合ったゲストの表情…どれも鮮やかに心に残っています。
カメラマンのグッピーさんが「その瞬間瞬間を噛み締めてくださいね」と声をかけてくださったのを思い出します。
その言葉通り、できる限り目の前の景色や空気、笑顔や涙をしっかり感じながら過ごしたつもりですが、それでも時間は本当に早くて。
でもきっとその一瞬一瞬が、これからの人生にずっと残っていく大切な記憶になっていくんだろうなと思います。
ちなみに…私は今、結婚式ロスまっただ中です(笑)
それくらい、幸せな一日でした♡